睡眠について|札幌市西区 クラマス歯科|金属アレルギー、メタルフリー治療|歯科医院 歯医者

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医院コラム

患者さんのなかには、良く眠れないと訴える方が多くいらっしゃいます。睡眠は【脳と身体の代謝バランスを調整する】重要な生理現象ですので、ぐっすりと寝ることは大切です。

よく眠れない

ぐっすりと寝るためには

まずは、酸化ストレスを増やさないことです。酸化ストレスが増えると、活性酸素が増加し脳細胞がダメージを受け、睡眠調節機能が低下するので、入眠困難・中途覚醒が増えます。

栄養のバランスが良い食事、適度な運動習慣、抗酸化ビタミン・ミネラルを摂るなどを心がけましょう。

睡眠に関わっている成分は、必須アミノ酸のトリプトファンとバリン、非必須アミノ酸のグリシンがあります。
トリプトファンは、脳内でセロトニンに変換され、その後メラトニンへと代謝され睡眠と覚醒のリズムを調整します。
バリンは、筋肉へのアプローチの成分ですが、血液脳関門を通るときにトリプトファンと競合し、適切なバランスで摂るとセロトニン、メラトニンの合成が正常化して、睡眠リズムの安定につながります。
グリシンは、体内で合成可能なアミノ酸で、肉・魚・乳製品・野菜などのタンパク質を多く含む食品から摂取できます。体温を下げて、入眠を促進します。

睡眠にはノンレム<深い眠り>睡眠、レム<浅い眠り>睡眠がありますが、グリシンを就寝前に摂るとノンレム睡眠を増加し、中途覚醒の減少により夜間の睡眠の質が向上します。その結果、翌朝の目覚めがスッキリし、日中の覚醒度が高まることが科学的に確認されています。夜間に歯ぎしり、食いしばりする方は、過去のコラムと共に参考にしてください。

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