ビタミンD血中濃度測定検査<25OHビタミンD3>
これは一般のクリニックで測定する1,25(OH)ビタミンDではなく、体内に存在するビタミンDの蓄えを反映する検査です。
ビタミンDの主な働き
ビタミンDの主な働きは、骨の健康維持、免疫機能の調整、血糖コントロール、細胞の分化と成長調整、抗酸化作用のサポート、炎症反応の増悪の改善などです。また、ビタミンDはあらゆる癌予防にも効果がある可能性があると最近の研究結果でもでています。
ビタミンDが不足すると、骨粗鬆症、くる病、アレルギー(アトピー、花粉症、喘息、アレルギー性鼻炎)、自己免疫疾患、乾癬、うつ、癌、2型糖尿病、高血圧などの症状が起きやすくなります。
最近では、コロナの重症化する方は、ビタミンDの血中濃度が低いためと言われています。インフルエンザの感染予防も報告されています。歯科では、歯・歯槽骨にとって、カルシウム・マグネシウムとともに必要なビタミンです。<免疫のカギを握るのはビタミンD>ということを覚えてください。
測定方法
手の指を消毒後に1CCほど採血し、試薬の中に入れて15分後に結果が出ます。
結果はスマートフォンで確認することができます。
検査費用
6,000円/1回(税込)