2025年の目標
2020年のコロナ騒動から5年目の今年はどんな年になるのでしょうか?政治、経済もどのように変わるのでしょうか?特に医療は如何に。
生活様式や仕事環境も大きく変わるかもしれません。そんな中でも仲間、友人たちと語らい食事をすることも楽しみのひとつではないでしょうか。でも、もしその時に歯が痛くなってしまったら、その楽しい時間を過ごすことも不可能となってしまいます。
虫歯、歯周病にもならない健康な身体作りを目標にしてみてはいかがでしょうか。健康であれば、多少嫌なこと、つらいことがあっても前向きにもなれます。心と身体が調和され、良い人生を送るように、自分自身にも感謝することを忘れずに。
年末に気になる論文を見つけたので紹介しておきます。
ビタミンDと歯周病の関係
ビタミンDを取ると歯周病の進行を抑える可能性が高いという論文を紹介します。
ビタミンDは、歯周組織、顎骨組織の健康維持、治療後の治癒促進に重要な役割を果たし、骨の調節と細菌に対する免疫保護を促進するので、不足すると歯肉炎、歯周組織の崩壊、歯の喪失が起こりやすくなるという結果です。
要はビタミンDが歯周病の罹患率を下げる可能性があると述べています。冬の時期は、太陽の照射率も下がりビタミンDの吸収率も夏場に比べて低くなるので、サプリメントによるビタミンDの補給を考えるのも良いのではないでしょうか。
参考文献
Alshouibi, E. N., Kaye, E. K., Cabral, H. J., Leone, C. W., & Garcia, R. I. (2013). Vitamin D and periodontal
health in older men.
Journal of dental research,
92(8), 689-693. doi: 10.1177/0022034513495239