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診療内容お金がかからない最高の天然サプリメント
12月中旬から、ますます寒さの厳しい日々が続いています。寒い中でも、晴れていればお日様のあたたかい日差しを浴びて寒さが多少和らぎますね。
さて、今日はイギリスでの論文をご紹介いたします。40万人ほどの人を12年以上に渡って追跡した内容です。
参考論文：紫外線への曝露量が多いほど死亡率が低くなる：英国バイオバンクコホート研究のデータ分析
Higher ultraviolet light exposure is associated with lower mortality:An analysis of data from the UK biobank cohort study
この研究によると、紫外線を浴びる方がビタミンDレベルが高く、心血管死亡リスクが23％低く、がん死亡リスクが14％低く、非心血管/非がん死亡リスクが12％低くなりました。また、皮膚ガンのリスクも統計的に優位に上がることはなかったという結果となりました。つまり、紫外線を浴びると免疫力が上がり、死亡リスクは下がり、皮膚ガンのリスクは上がらないということです。
一般的に紫外線（太陽）は「お肌に悪い」「皮膚ガンのリスクが上がる」など悪者扱いにされています。そのため近年では太陽を避けて、外出時には日焼け止めを使用している方も見受けます。しかし日光を浴びることで体内でビタミンDが生成されますので、太陽を避けている方はビタミンDが作られず、免疫力が下がって病気のリスクが上がってしまうことでしょう。全ての動植物は太古から太陽の恵みを受け、進化し生きてきました。やはり日光を遮るメリットはほぼないといえるでしょうね。
冬場の期間は、日照時間も短くなり、紫外線も弱くなります。また加齢が進むと皮膚でのビタミンDを生成する力が低下します。健康のため、毎日たっぷりと太陽を浴びることをオススメします。
お金のかからない、とても大切な唯一の天然サプリメントですからね。
