歯の神経は、できるだけ残した方が良い理由
こんにちは。札幌市西区の地下鉄琴似駅徒歩1分で、虫歯・歯周病の予防から身体の内側のケアまで取り組むクラマス歯科です。
歯医者さんで「神経を取る治療」を受けた経験がある方は、少なくないと思います。歯は、外側からエナメル質・象牙質・歯髄(神経)という3層構造でできています。象牙質には「象牙細管」と呼ばれる細い管がたくさんあり、その先が歯髄につながっています。歯がしみたり痛んだりするのは、この象牙細管からの刺激が歯髄へ伝わり、さらに脳へ伝わるためです。

歯の神経には大切な役割があります
痛みが強いときに神経を取ると、確かに痛みは落ち着きます。しかし、神経を残すことには大きな意味があります。歯の神経は、冷たさ・温かさ・虫歯の痛みなどを脳に伝えるだけでなく、歯髄の中の血管を通じて、酸素・水分・栄養分を歯へ届ける役割があります。
神経を取ると痛みは感じにくくなりますが、虫歯が再発した際に発見が遅れることがあります。また、血管も一緒に失われるため、歯に栄養が届きにくくなり、歯がもろくなる可能性があります。その結果、歯ぎしりや食いしばりなどの強い力が加わったときに、歯が割れやすくなることもあります。
つまり、歯の神経をできるだけ残すことは、歯を守ることにつながると考えています。
当院で行っている神経を守るための治療
当院では、症例に応じてMTAセメントを使用し、できるだけ歯の神経を残す治療を検討しています。すべてのケースで神経を残せるわけではありませんが、歯の状態を確認したうえで、患者さまにとってより良い方法をご提案できるよう努めています。
MTAセメントについては、以前のコラムでもご紹介していますので、ぜひあわせてご覧ください。
▼ MTAセメント治療に関連するコラムはこちら
【コラム】歯の神経をできるだけ守るために ― MTAセメントという選択肢
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