太陽は天然のサプリメント!ビタミンDレベルとお子さんの虫歯リスクの深い関係|札幌市西区 クラマス歯科|金属アレルギー、メタルフリー治療|歯科医院 歯医者

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医院コラム

太陽は天然のサプリメント!ビタミンDレベルとお子さんの虫歯リスクの深い関係

こんにちは。札幌市でお子さんから大人までお身体の成長に合わせた歯科治療を提案する、クラマス歯科です。

以前のコラムでは、ビタミンDが歯並びに影響があることをお話ししました。今回は、過去のコラムでも触れた「歯並びやお口の健康に深く関わる特定の栄養素」について、世界的な学術誌に掲載された興味深い研究データを交えてさらに一歩詳しくお伝えします。

»【コラム】ビタミンD3の不足と、お子さんの歯並びの関係について

歯の表面を保護している最も硬い組織「エナメル質」は、主にカルシウムとリン酸から構成されています。ビタミンDは、これらの重要なミネラルを身体が吸収する上で欠かせない役割を担っています。そのため、ビタミンDが不足するとエナメル質の形成に影響が及び、虫歯になりやすい環境を作ってしまうことが分かっています。実は、妊娠中の母親とお子さん自身の双方におけるビタミンDレベルが、将来の虫歯リスクと密接に関連しているのです。

乳幼児の虫歯発生率に関する報告

2019年3月の学術誌『Journal of Dental Research』に掲載された研究では、妊娠中の母親のビタミンD濃度とお子さん(1〜3歳:43人)の深刻な乳幼児期虫歯の関連性が評価されました。その結果、臍帯血(へその緒の血液)のビタミンD濃度が12ng/ml以上の健やかな環境で生まれたお子さんは、12ng/ml未満のお子さんに比べて、虫歯の数が約半分(49%少ない)という有意な差が確認されました。

乳幼児の虫歯発生率に関する報告 グラフ

小児期のビタミンD濃度とリスクの関係

また、2018年9月の『Journal of Clinical Pediatric Dentistry(小児歯科ジャーナル)』に発表された研究(1歳〜6歳のお子さん276人を対象)でも、同様の結果が示されています。ビタミンD濃度が30ng/ml以上の十分な数値に達しているお子さんは、30ng/ml未満のお子さんに比べて、虫歯になる可能性が半分にとどまることが明らかになりました。

小児期のビタミンD濃度とリスクの関係 グラフ

まとめ

過去のコラムでもお伝えしたように、現代の日本人の多くはビタミンDが慢性的に不足していると言われています。年齢を重ねるにつれてこの傾向はさらに見られやすくなるという指摘もあります。

近年は日焼けを避けるために、完全武装に近い形で日光を完全に遮断して外出されている方を多く見かけます。もちろん紫外線対策の理由も分かりますが、適度な日光浴によって体内で生成されるビタミンDこそ、私たちの最高の「天然のサプリメント」でもあります。

日本では色白の美しさが好まれる一方で、海外のリゾート地などに目を向けると、多くの人々が健康的に日光浴を楽しんでいる光景を目にします。お肌をいたわりつつも、1日の中にほんの少し、太陽の光を浴びる時間を作ってみる。そんなシンプルな工夫が、実はお子さんの強い歯を育て、ご家族全員の健康を守る第一歩につながるかもしれません。

当院では、お口のトラブルを部分的に見るのではなく、こうした栄養学的な背景(オーソモレキュラー栄養医学)も含めて、ご家族皆さまのトータルな健康をサポートしています。気になることがあれば、いつでもお気軽にご相談ください。

クラマス歯科 院内風景

参考サイト:GrassrootsHealth Nutrient Research Institute

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