「本物の食」が健康をつくる 〜新しい食事ガイドラインから考える予防の大切さ〜
近年、アメリカのホワイトハウスより新しい食事ガイドラインが発表され、大きな注目を集めています。
ニュースをご覧になられた方は、すでにご存じの方も多いと思いますが、ロバート・F・ケネディ・ジュニア保健福祉長官、ブルック・L・ロリンズ農務長官、マーティン・マカリ米食品医薬品局(FDA)長官らの出席のもと、正式に公表されました。
背景には、慢性疾患の増加という深刻な問題があります。アメリカでは医療費の約90%が慢性疾患に使われており、成人の70%以上が過体重・肥満、さらに青少年の約3分の1が糖尿病予備群とされています。
原因は「食事」と「生活習慣」
こうした背景の一因として、
- 超加工食品の増加
- 精製された糖質の摂りすぎ
- 座りがちな生活習慣
などが関係している可能性が指摘されています。

これは決して海外だけの話ではなく、日本の食生活にも当てはまる部分があると考えられます。
見直したい「原材料表示」
スーパーやコンビニの商品ラベルを見ると、
- 食品添加物
- 化学調味料
- 保存料・安定剤
など、さまざまな成分が使われていることに気づくことがあります。
日々の食事選びは、健康への第一歩といえるかもしれません。
キーワードは「ホールフード」
今回のガイドラインで強調されているのが「本物の食への回帰」です。
具体的には、
- タンパク質(肉・魚・卵など)
- 健康的な脂質
- 野菜・果物
- 乳製品
- 全粒穀物
といった、加工の少ないホールフードを中心とした食事が推奨されています。
「食事は医療」という考え方
食事は医療であり、最も基本的な予防策
この考え方は、日々の食事が体に与える影響の大きさを示しています。
さらに、薬に頼らない身体づくりを目指すことが大切だとされています。
歯科の観点から見た「食事」
虫歯や歯周病の予防においても、食事の質は非常に重要です。
糖質の摂り方や栄養バランスは、お口の環境にも大きく関係していると考えられています。

まとめ
健康は、日々の小さな積み重ねから作られます。
「何を食べるか」を少し意識することが、将来の体やお口の健康を守る第一歩になるかもしれません。
過去のコラムの<食生活が健康にどれだけ大切かが分かるお話>もご一読下さい。
We cannot truly be a wealthy nation
without being a healthy nation.
健康な国でなければ豊かな国にはなれない
メフィット・オズ医師
CMS(公的医療保険サービスセンター)責任者
※参考:米国食事ガイドライン
http://cdn.realfood.gov/DGA.pdf
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