なぜ金属を外すだけでは不十分?「皮膚は栄養状態を映す鏡」である理由
お口の治療と栄養療法で健康的な身体づくりをサポートする歯医者、クラマス歯科です。
他院で「お口の金属(銀歯)を取り外したのに、アレルギー症状や湿疹が一向に良くならない……」と当院へご相談に来られる患者様がよくいらっしゃいます。
原因となっている金属を取り除くことは素晴らしい一歩ですが、それだけで皮膚症状が完治しないのはなぜでしょうか?患者様にお話しするのは、「ダメージを受けた皮膚や粘膜を再生・修復するためには、体内の栄養が不可欠である」ということです。
皮膚の健康・バリア機能を支える栄養素
皮膚は単なる外来刺激を防ぐカバーではなく、体内の栄養状態や内臓の異常を的確に表す「栄養状態を映す臓器」です。健やかなお肌を保つためには、次のような栄養素が複合的に作用しています。
- コラーゲン合成:タンパク質 + ビタミンC + 鉄
- バリア機能の維持:ビタミンA + ビタミンB群 + ビタミンC + 亜鉛
- 抗酸化・細胞の保護:ビタミンA + ビタミンC + セレン + 亜鉛
- 炎症のコントロール:ビタミンA + ビタミンD + 亜鉛 + マグネシウム
もし体内でこれらのビタミンやミネラルが不足していると、いくら引き金となる金属を撤去したとしても、正常な皮膚細胞を作ることができず、症状が長引いてしまいます。
栄養の吸収口である「腸内環境」の重要性
どれほど良い栄養を摂取していても、それを吸収する「腸」の状態が乱れていては意味がありません。
腸は必要な栄養を取り込み、有害物質を排除する「バリア機能」と「免疫システム」の要です。腸内環境のバランスが崩れて便秘や下痢を起こすと、免疫力が低下し、結果として皮膚のアレルギー症状悪化の一因となることがあります。

根本改善のために必要なアプローチ
単に「お口の金属を外す」という局所的な処置にとどまらず、オリゴスキャン等で不足している栄養素を特定し、身体全体の栄養バランスと腸内環境を整えていくことこそが、頑固な皮膚症状を改善する本当の近道だと当院では考えております。
「お口の素材の見直し」と「全身の栄養サポート」を組み合わせた包括的なアプローチにご興味のある方は、どうぞお気軽にご相談ください。
HOME
診療内容