「体重の減少」ばかりに囚われていませんか?
札幌市西区の地下鉄琴似駅徒歩1分で、虫歯・歯周病の予防から身体の内側のケアまで取り組むクラマス歯科です。
前回のコラムでは、「私たちの身体や歯は、日々の食事(栄養)でできている」というお話をしました。今回は、お口の健康とも深く結びついている、お身体全体の「本当の健康バランス」について考えてみましょう。
テレビや雑誌性メディアでは、しきりに「体重を減らすこと」を目的とした広告や情報があふれています。しかし、体重が減ること=健康を意味するとは限りません。
単に食事を抜くだけの方法でも体重を落とすことは可能ですが、それは必要な栄養素やミネラルを身体から奪ってしまう行為でもあります。私たちが意識を向けるべきなのは、単なる体重の数値ではなく「体組成(体のバランス)」の改善です。
過度な食事制限などで体重が減ったとしても、意図した脂肪ではなく、大切な筋肉量や骨密度、体液などが減少している可能性が考えられます。体組成のバランスを損なうと、タンパク質や鉄分の深刻な不足を招いたり、代謝率が低下したりして、健康全般に悪影響を及ぼすこともあります。
減量を補助するとうたう市販の製品の中には、一時的なサポートにはなっても、身体に必要な本来の栄養素が十分に得られなかったり、添加物が含まれていたりするものもあります。大切なのは、体重という数字の増減だけに一喜一憂するのではなく、体脂肪(特に内臓脂肪)を適正にコントロールし、筋肉量を維持・向上させていくことです。これこそが、長期的な健康と健やかなお口の維持につながる道ではないでしょうか。
基準値に一喜一憂せず、「あなた自身の健康」を知るために
一般的な健康診断などでは、検査値が「基準値」の枠内に収まっていれば「健康」と判定されます。しかし、病気がないということと、活発で充実したエネルギーに満ち溢れているということは、必ずしも同じではありません。標準的な数値だけでは、本当の意味での筋力や持久力、個々の体組成の質までを詳細に評価することは難しいのです。
そもそも基準値とは、一定の集団のデータから算出された一つの目安(参考値)にすぎません。検査値には、お一人おひとりの個人の変動や最適なバランスが存在します。

だからこそ、平均値に一喜一憂するのではなく、ご自身の身体の細かな変化や現在の状態を正しく把握することが大切です。当院では、オーソモレキュラー栄養医学(分子栄養学)に基づいた分析を用いて、あなたのお身体とお口の健康状態を的確につかむアプローチを行っております。ご自身の身体の内側の声に耳を傾け、本当の意味での健康と健やかな歯を一緒に育てていきませんか。

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