グルテンとカゼイン、上手に付き合うためのお話
最近、「4毒」「グルテン」「カゼイン」という言葉を耳にしたことはありませんか?
グルテンは小麦に含まれるタンパク質、カゼインは乳製品に含まれるタンパク質のことです。
これらは私たちの体にとって、少し消化しにくい性質を持っています。未消化のまま腸に負担をかけてしまうと、腸壁の細胞同士の結びつきである「タイトジャンクション」が弱まり、腸のトラブルの原因になることが分かってきています。
歯科治療もそうですが、お口から摂った栄養を最大限に吸収するためには、土台となる「腸の状態」を整えることがとても大切なのです。

まずは2週間、意識してみませんか?
もし、アレルギー症状などが気になっている方は、まずは2週間ほどグルテンやカゼインを控えてみることをお勧めします。ご自身の体の変化を感じるきっかけになるかもしれません。
ただ、極端に「絶対に食べてはいけない!」と構えすぎる必要はありません。
グルテン不耐症の方(小麦が体質的に合わない方)を除けば、一般的な体質の方は、まずは「食べ過ぎに注意する」という意識を持つだけでも十分だと私は考えています。
大切なのは、食材の「背景」を知ること
私は、小麦や乳製品そのものに罪はないと思っています。
それらを育てる過程で使われる農薬や、飼育環境(抗生剤やエサ、ホルモン剤など)といった、「作られる環境」にこそ、注意すべきポイントが隠れているのではないでしょうか。
日本人がお米を大切にしてきたように、イタリアの方々も毎日パスタを食べて健康に過ごしていますよね。
食材そのものに罪があるのではなく、過度な品種改良や不自然な加工など、作り手の関わり方が重要です。「自然に近いものを、バランスよくいただく」。そんなシンプルな視点を大切にしたいですね。
毎日の食事が、皆さんの健やかな歯と体を作ります。
お口の健康について、気になることがあればいつでもお気軽にご相談ください。
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