アルミニウムの蓄積と健康について
前回のコラムでは、オリゴスキャン検査で多くの女性に不足が見られた「亜鉛」についてお伝えしました 。今回は、有害重金属の中でも、ほとんどの方に蓄積が見られる「アルミニウム」についてお話しします。
私たちの身近にあるアルミニウムの入り口
アルミニウムは、日常のさまざまなルートから体内に侵入します。
- 調理器具:アルミ鍋、アルミホイル
- 飲食: 水道水、缶ビール、缶コーヒー、食品添加物
- 生活用品: 歯磨き粉、制汗剤、一部の医薬品(胃腸薬など)
例えば、アルミホイルに一晩包んだトマト(100g)からは最大6.5mgのアルミニウムが含まれる可能性があるほか、アルミ鍋で加熱調理を行うと、溶け出す量が1000倍に増えるという報告もあります。
体への影響とミネラルバランス
アルミニウムが体内に溜まると、大切なミネラル(カルシウム、マグネシウム、カリウム、鉄、ケイ素など)の吸収が妨げられてしまいます。蓄積が多くなると、以下の疾患や症状に関係があると考えられています。
慢性疲労症候群、貧血、アルツハイマー病、自己免疫疾患、線維筋痛症、肝機能障害など
有害重金属を「排出」するためにできること
意識的に「出す」力を高めることが大切です。以下の方法を日常生活に取り入れてみましょう。
- ミネラルの補給: 亜鉛、ヨウ素、マグネシウム、硫黄、セレン、ケイ素を意識して摂りましょう。
- サポート成分の活用: グルタチオン、フルボ酸、コエンザイムQ10、アルファリポ酸などのサプリメントも役立ちます。
- 生活習慣: サウナやジャグジー、全身マッサージ、運動などで汗をかくことが大切です。
- 体質づくり: 身体を常に「弱アルカリ性」に保つよう心がけましょう。
参考:DR Michael Fessler / DR Elizabeth Shannon Fessler 海外招待講演 抜粋
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