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診療内容HFCSのショッキングな真実
HFCSを知っていますか
コーラなどの市販の甘い飲料に使われている、高フルクトース・コーンシロップ（略してHFCS）とよばれる天然由来の甘味料をご存じでしょうか。以前から肥満や血糖値に悪影響を及ぼすことが懸念されてきましたが、最近はさらに深刻な側面が明らかになってきています。この情報を是非多くの皆様に知って頂きたいと思います。特に学校関係の皆様、スポーツ少年団に関わっている皆様には、是非ご理解頂きたい情報です。
アスパルテームなどの自然界に存在しない人工甘味料とは違い、HFCSの成分はブドウ糖と果糖ですから天然に存在する糖です。そう聞くと健康によさそうな感じがしますが、これが落とし穴。原料は穀物を利用しているものの、工場で化学的に作られたものです。「えー、そんな甘味料知らないなあ」という方はぜひ、市販の甘い飲料やドレッシング、甘みのついたヨーグルトなどの原材料表示を見てみてください。その多くで「異性化糖」や「果糖ブドウ糖液糖」といった文字が見つかると思います。それがHFCSの別名なのです。
陳列棚の商品を手に取って原材料を見れば「ブドウ糖果糖液糖」の表記を見ない日はない。それぐらいに「ブドウ糖果糖液糖」は僕らの食生活に溶け込んでいます。「"砂糖が体に悪い"というのはよく聞く。でもブドウ糖果糖液糖は、名前から察するに、ブドウ糖と果糖だし、砂糖よりもヘルシーなんじゃないかな」と思うかもしれませんね。
でもはっきり言って、毒性としては砂糖よりブドウ糖果糖液糖のほうがはるかに危険です。
HFCSは、現在では主にコーン（病害虫耐性を高めた遺伝子組み換えトウモロコシ）を原料として作られています。アメリカの消費者は遺伝子組み換え食品（GMO）に敏感で、「トウモロコシといえばほとんどがGMO」だと認識しているため、HFCSを利用した商品には目もくれません。食品業界もこの傾向を当然認識しています。しかし日本のほとんどの食品業界は、無視しているのが現実です。納豆に添付されてるタレなんかにも、ばっちり遺伝子組み換えHFCSが入っています。ヤクルトも同じで、何故か、アメリカ向けにはHFCSは使われずに砂糖を使用しています。健康志向のアメリカでは、買ってもらえないからですよ。
HFCSの影響
- 単純に太ります。
お腹周りにボテッと脂肪のつく、特徴的な太り方です。内臓脂肪の沈着と中性脂肪の増加が起こります。 - 老化
HFCSの老化促進作用はすさまじく、これを含むと含まないとでは老化速度が１０倍違います。AGE＜週末糖化産物＞の生成量が違います。シミ、しわ、動脈硬化が進みます。 - 水銀
HFCSは生産プロセスで水銀を使っていて、微量の水銀が混入しています。 - 頭痛
砂糖、人口甘味料（アスパラテームなど）が頭痛の原因になるように、HFCSもなり得ます。
以上きりがないですけど、万病のもとですから、調味料も含め見直ししてはどうでしょうか？
