こんにちは。札幌市西区琴似でメタルフリー治療専門のクラマス歯科です。

10年程前から比べると、本当に歯科金属アレルギーの方の来院数が増えました。どうしてなのか考えてみたのですが、本当に困っていろいろな所を探して選んだという声も聞きますし、ご紹介して下さる方もずいぶんいらっしゃいます。また、病気自体少しずつ認知度が増してきた事や、発症数の増加も原因なのではないかと思います。

しかし残念ながら、まだ歯科も医科も対応できていないのが実情です。歯科医院や皮膚科で「歯科金属でアレルギー等にはならない」と言われたという患者様の話を聞くと、それでは当院で治療した結果、症状が明らかに良くなったのはどういう理由なのか?と問いたくなります。

さて、土台の話に戻ります。内輪の話ですが、歯の根に使用している『金属の土台』を除去するのは結構大変なのです。今まで一体何本の土台を外したのか、数えてもいませんが相当な本数でしょう。金属は歯より固いので、もろくなった周りの歯に亀裂が入ったり破損しないよう、細心の注意を払いながら削らなければなりません。思ったより簡単に外れた場合には嬉しくなりますが、得意技?になってしまったと言える程の数を外していても、場合によっては1本の土台を除去するのに1時間もかかる事があります。

以前かかっていた歯科医院で『金属アレルギー』のためセラミックにしたのにさっぱり症状が良くならないという患者様の中には、表に見える歯は確かにセラミックでも、中はしっかり金属が入ったままという事がよくあります。これでは金属アレルギーが治るわけがありません。なぜ金属の土台をそのまま残しておくのでしょう?

一番奥は直径1ミリ以下の場合もある歯の穴の中は、肉眼で見ながら削るには限界があるのでLEDライトを装備したハイネは必須アイテムです。ヘッドギアに装着した拡大鏡とLEDライトで穴の奥深くを照らしながら、ガッチリ入っている土台を外すのは、お口を開けている患者様も大変ですが、こちらも汗がにじむ作業です。金属土台除去の治療がある日には、朝から『よしっ!』と意気込んでいる私の声、聞こえるでしょうか?