日本メタルフリー学会(第3回目)の参加報告

第3回メタルフリー学会は、11月27日名古屋の愛知学院大学歯学部で開催されました。

今回は、特別講演として皮膚科の先生の話を聞く事が出来ました。金属は、その特殊な抗原性により、パッチテストを行っても反応が得られなかったり、陽性反応が得られた時に金属抗原を除去しても皮膚病変が改善しない事があり、対応に苦慮しているとの報告がありました。

もちろん、以前から言われているように金属のみならず、他の慢性病巣感染を考慮に入れる事は当たり前のことでありますが、私としては単に局所症状ではなく更に歯科金属が全身に与える悪影響の話を医科の立場から聞きたかった思いがありました。

次回は東京で開催されますが、免疫学の先生などの講演も期待したいです。口腔内に入る金属は異物なので体に安心、安全な材料を使用する事が良いでしょう。歯は、何といっても健康のバロメーターですから。昨年12月からロシア人でアレルギー症状の方が来院して治療していますが<もちろん通訳つき>、他の歯科医で、土台の中金属は口腔内に使用しているので何でもないと言われたそうです。まだ歯科医にも認知されていない事が少々気がかりです。

口腔内金属は腐食溶出は避ける事は出来ませんので生体適合性のある材料を使用する事が大切です。